「海辺のカフカ(上・下)」

吸い込まれるように、一気に読んじゃいました
ゆ〜もらすで幻想的でミステリアスな小説でした。

「生きるということ」「死ぬということ」…そして記憶
そんなことの意味をメッセージとして感じます。

不思議な知的障害の老人、ナカタさんの死が少しさびしかったなぁ
仕事を休んで一緒に旅したトラックの運転手…星野青年がちゃんとそれをフォローしてくれましたが。

…で、締めくくりのとこいらで心に残った一説です…

高松の私立図書館に勤める大島さんが、東京に帰る直前の田村カフカくんに話すせりふの中から(抜粋)…

『「僕らはみんな、いろんな大事なものをうしないつづける」ベルが鳴りやんだあとで彼は言う。「大事な機会や可能性や、取りかえしのつかない感情。それが生きることのひとつの意味だ。でも僕らの頭の中には、たぶん頭の中だと思うんだけど、そういうものを記憶としてとどめておくための小さな部屋がある。きっとこの図書館の書架みたいな部屋だろう。そして僕らは自分の心の正確なありかを知るために、その部屋のための検索カードをつくりつづけなくてはならない。掃除をしたり、空気を入れ換えたり、花の水をかえたりすることも必要だ。言い換えるなら、きみは永遠に君自身の図書館の中で生きていくことになる。」』

なんのこっちゃって感じかな。
でも読めばわかります

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〜完〜


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